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大腸内視鏡検査 少しでも楽に受けるために(前編)~前日の準備段階~ [出来事]

 先日、大腸の内視鏡検査という検査を受けました。この検査は、肛門からカメラを挿入して大腸を内側から見ていくというものです。胃カメラは口や鼻から入れるものですが、この検査は肛門から入れるのです。肛門から入れるというとちょっとビビッてしまいますが、最近では、薬を点滴さながら眠らせてもらい、その間に苦痛を感じることなく検査を受けるという方法があります。私が受けた医療機関もそのような方法を採用しています。ですので、検査中は苦しくないのです。
 ところがそれ以上にしんどいのは、検査前の準備段階です。この検査は大腸の中にカメラを入れるため、大腸の中を空っぽにしておかなければならないのです。そのため前日の昼食から軽い食事とし、当日は朝から指定の下剤を飲み、大腸の中の物を全て出しておかなければなりません。胃カメラの場合は胃の中を空っぽにしなければなりませんが、腸の中には入っていてもよいので、前日の夜9時くらいからの食事禁止でよく、検査も翌朝の9時くらいからしてもらえるので、空腹を我慢する時間もわずかです。一方、大腸の場合は前日の昼からの食事制限と、当日は朝から下剤を飲んで大腸の中を空っぽにする必要があるのです。つまり、口から肛門までの間に、食べたものが一切ない状態にしなければなりません。そのため検査も午後の2時くらいからになるのです。

 ここでどのようにしんどいかをお話ししたいと思います。実は私はこのたびこの検査は2回目でして、数年前に1回受けています。その時のしんどかったことを踏まえて、今回は対策を練ってみました。
 まず、前日の昼食と夕食は検査食として指定のものが渡されます。この写真のようなもので、「クリアスルー」という名称です。
クリアスルーの写真.jpg
 この箱の写真に掲載されたメニューでレトルト食品のようなものが入っていて、味は普通の食事とほとんど変りません。けっこう美味しく食べられます。おそらく、スムーズに消化吸収される成分でできているのだろうと思います。だけど、量が非常に少ないのです。お子様ランチの方が多いのではないかと思うくらいです。こんな量では大人はもちません。まして仕事をしながらだとエネルギー不足で頭も体も働きが悪くなります。前回は夏に検査を受けました。暑い中でこれだけの食事では体力の消耗が激しかったため、今回は対策として秋にしました。また、昼近くまでは、パンとかサンドイッチを間食していました。ですので、昼食時間には空腹感はありませんでした。そのため、検査食の昼食用は夕方に食べました。本当は昼食時間から食事制限なのですが、そもそも食べた物の消化時間には個人差があるはずです。十分な余裕を見て、前日の昼食から検査食を食べるようにということだろうと勝手に判断して、昼近くまで普通のものを間食しておきました。これで夕方まで空腹を感じませんでした。ただし、これは本当に私の勝手な判断ですので、医師がこれを読むと怒るでしょう。
 しかし、夕食時間帯はさすがに空腹を感じ、検査食を全て食べましたが、それでももちません。家族が食べている普通の食事がなんと美味しそうに見えることかと思います。もう早く寝てしまおうという気にさせられます。次にこの検査を受けることがあれば、この検査食を2食分食べたらいけないのかと訊いてみたいと思います。

 では後編で当日のことをお話ししたいと思います。



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