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京王電鉄も特別車両を計画中 [生活情報]

 さっきのブログ「京阪特急に座席指定車両登場」で、京阪の方針に驚いたと書きましたが、京王電鉄でも特別料金が必要な「有料座席列車」を計画しているようで、これの方がもっと驚きでした。
 公式発表はまだのようで、ニュース記事で発表されています。
http://trafficnews.jp/post/39973/

 京王電鉄は、1つの列車のあたりの走行距離があまり長くなく、乗客1人あたりの乗車時間を考えてみても長い方ではないだろうから「有料座席列車」を導入するメリットが果たしてどれだけあるのかという疑問を感じていました。そもそも京王は、大手私鉄の中では唯一クロスシートのない私鉄です。他の私鉄は車両の一部分だけがクロスシートを備えた車両も含めると、クロスシートがありますが、京王にはありません。そして、基本的には特急から各停まで、京王本線と相模原線系統の運用は全てロングシートの10両編成と、8両編成(一部に6両編成あり)で統一しています。車両の種類も、7000系、8000系、9000系という3種類に大別され、大手私鉄の中では種類がかなり少ない方です(井の頭線の話題はまた別の機会にしますね)。しかしこの統一した車両運用が同社にとっては効率的な車両運用につながっているようです。いつ、どの車両をどの列車に充当できるのかという点で自由度が高くなり、この点が他の大手私鉄と比べた効率のよい点のようです。

 しかし、「有料座席列車」という特別な車両を導入すると、その効率のよさも低下してしまいそうです。私としては、ロングシートの味気ない車両であっても(それでも京王のロングシート車両は立派だと思います)、ほぼ10分おきにコンスタントに一定の列車が走ってくるのが京王の強みだろうと考えていたのですが、JR中央線が2階建てのグリーン車を導入することや、やはり他の路線の通勤ライナーなどと同じように特別料金を払ってでも座れる列車のニーズが高まってきている状況があるから京王も何らかの手を打たなければならないと考えているのかなと思います。



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